2006年10月8日日曜日

Chanson De La Plus Haute Tour / Arthur Rimbaud



もう一度探し出したぞ。
何を? 永遠を。
それは、太陽と番った
  海だ。

僕の永遠の魂よ、
希望は守りつづけよ
空しい夜と烈火の昼が
たとい辛くも。

人間的な願望から、
人並みなあこがれから、
魂よ、つまりお前は脱却し、
そして自由に飛ぶという……。

絶対に希望はないぞ、
希いの筋も許されぬ。
学問と我慢がやっと許してもらえるだけで……。
刑罰だけが確実で。

明日はもうない、
熱き血潮のやわ肌よ、
   そなたの熱は
   それは義務。

もう一度探し出したぞ!
ーー何を?ーー永遠を。
それは、太陽と番った
   海だ。

0 件のコメント: