いつもの店といつもの煙
いつもの相手といつもの話
俺は人とは違うのと
違う同志で肩を組む
酒のツマミの人生論は
家路の明りでさめてゆく
夜につまずき裏道でころがり
子供の泣き声で自分に気付く
生きてるだけの人生ならば
何もこんなに酒を飲みはしない
酒を 酒をこんなに飲みはしない
いつもの部屋のいつもの女
いつもの朝に外を見て
俺は奴らと違うのと
同じ電車でゆられてく
恋のツマミのやさしさは
鏡の自分でさめてゆく
はげしく生きぬく根性もなく
孤独に死んでく勇気もなしに
流れ流れて 流れ流れて
流れ流れて 今日まで生きてきた
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